なぜ、子供はズボンの前後を間違えるのか?

 

こんにちは!
コトナキッズ保育園理事長 小曽根です。

 

日頃、保育で
園児たちの着替えを手伝っていると、
ズボンの前後を履き間違えることが
多いことに気づきます。

 

子供って、どうして
ズボンの前後を履き間違えるのでしょう?

あなたは、
考えたこと、ありましたか?

 

幼少期の子供がズボンの前と後ろを
間違えて履く理由は、主にこの3つ

 

【空間認識力の発達】
幼少期の子供たちは、
空間認識力がまだ完全に発達していないため、
ズボンの前と後ろを
正しく認識するのが難しい場合があります。

具体的には、
ズボンを正しい向きにするためには、
ズボンを自分自身の体に合わせて
空間的に配置する能力が必要となります。

 

【体の認識】
幼少期の子供たちは
自分の体の前後を理解する能力もまた発達途中であり、
ズボンの前後がどの部分に対応するのかを
理解するのは難しい場合があります。

たとえば、
ズボンの前部分はお腹側に、
後ろ部分は背中側に来ることを
理解するまでには時間がかかることもあります。

 

【衣類の認識】
子供たちは特定の衣類が
どのように着用されるべきかを学ぶ必要があります。

これにはタグ、ボタン、ジッパーなどの
特徴を理解することが含まれます。
この学習過程で間違いをするのは自然なことです。

 

ちなみに、
何歳くらいできちんとズボンを履けるようになるのか?

 


もちろん、子供の発達は個々によって大きく異なるので、

一概に何歳できちんと
ズボンを履けるようになるかを定めることは難しいです。

一般的な目安としては、
大抵の子供たちは
3歳から5歳の間に自分でズボンを履けるようになります。


ここで重要なのは、
この技能が発達するまでには段階があるということです。

たとえば、子供は
初めにズボンを自分で脱ぐことを学びます。

その次に、
ズボンを自分で履くことを学びますが、
初めのうちは、
前後や左右を間違えることもあります。

そして、最終的には
自分でズボンを正しく履くことが
できるようになるのです。


私たち、コトナキッズのスタッフは、

園児がちゃんと脱げた時、履けた時には、
しっかりと褒めてあげることは忘れないようにしています。

 

 

小さな子供たちにとって、
ズボンを脱ぐ、履くという作業は、
難しいことだと知れば、
それができることが、
どれだけの成長につながっているかがわかります。

 

子供の成長と発達はそれぞれのペースで進行するので、
パパママとしては、
子供が新しいスキルを身につけるための
サポートと忍耐が必要です。

 

また、自分で服を着ることは自立につながるので、
これを学ぶことは
子供たちにとって自信と達成感を
たらすとっても大切なことなのです。

 

私たち大人としては、
子供たちが自分たちの衣類を正しく着ることを助け、
そこから学ぶことを支援することが重要ですね。

 

 

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