パパママの言葉が持つ力

 

こんにちは

コトナキッズ保育園理事長 小曽根です。

先日、ある公園で
ママ友らしき方お二人のお話が
ついつい耳に入ってしまいました。

 

そのお話というのが、

「ウチの子、始めたことをすぐに諦めるのよ」

「言っても全然いうこと聞かないし、、」

「もう諦めたわ」

 

こんな感じです。

 

確かに、
好きで始めても、途中で飽きてしまったり、
諦める時はあるでしょう。

もちろん、
ママさんも悪気もないことと思います。

 

ただ、気になったのは、
そのお子さんが、すぐそばにいたことでした。

お子さんの目の前で、
欠点や至らない点を第三者に話すことは、
私たち大人が思っているよりも
子供たちに大きな影響を与える可能性があります。

 

 

まず、知っておかなければいけないのは、
子供たちは自分の価値を知るために
大人からの
フィードバックを頼りにしているということです。

特に、両親からの意見は
こどもたちにとって重要なガイドとなります。

そのため、両親が第三者の前で
お子さんの欠点を強調してしまうと、

お子さんは自分自身に対する価値観や自尊心が
傷つく可能性があります。

さらには、自己信頼感が低下し、
自己効力感が損なわれるかもしれません。

 

また、私たち大人の言葉から
お子さんは「自分は評価されていない」とか、
「愛されていない」と感じてしまうこともあるのです。

これ全部、
私自身が幼少時代に経験しました(^^;

 

 

もちろん、
両親として子供の欠点を話すこと自体は、
悪いことではありません。

問題はその「場所」と「方法」です。

ぜひ、お子さんたちと直接、
オープンな会話を持って、
お子さんの問題点を認識し、
改善するための手段を提供しましょう。

そして何よりも大切なのは、
建設的なフィードバックを与えることです。

 

 

例えば、
「◯◯君は、いつも宿題を忘れるね!」ではなく、
「◯◯君が宿題を覚えているときはとても嬉しいんだ。
そういう時はどうやって覚えているの?」と
問いかけるのがいいですよね。

また、
お子さんにも意見を出させ、
その意見を尊重することが重要です。

これにより、お子さんは自分の意見が大切であり、
問題解決に参加することができるという
自信を得ることができます。

具体的で肯定的なフィードバックを通じて、
子供たちは自分の問題点を理解し、
それを克服する方法を学ぶことができます。

 

 

親として、
お子さんへのフィードバックは
簡単なことではありませんが、
両親の言葉は強力です。

その力を子供たちの
成長と自己理解のために使っていきましょう!

 

 

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